[2019/8月号]編集後記

 8月は広島長崎の原爆投下の月であり、終戦の月です。ところで戦争が終わったとたん既存の秩序が壊れて、個人がむき出しのエゴに直面し、様々な屈辱と悲しみに苦しみました。

その極限の体験をした人々のひとつは、満州や朝鮮半島の引揚者たちです。

 今月の目玉は、坂本玲子さんの満州引揚げ体験記と藤原てい著「流れる星は生きている」の紹介です。(井藤)



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[2021年7月号] 編集後記

編集後記 本紙6月号の「本の広場」で「野菊の墓」を取り上げたところ、読者から、なぜ今「野菊の墓」なのかとの指摘がありました。100年以上前の本を、若い人向けに紹介する意図を問われたのだと思います。今月(7月)号にも、戦後の著作ではありますが「二十四の瞳」を取り上げました。 今は、誰もが本を読む時代ではなくなったという印象を抱いています。本を読むひとは一部の人で、恐らく10%にも満たないのではないか