[2019/9月号]映画「ニューヨーク公共図書館」を観て(坂本敏正さん)

 世界で最も有名な図書館の一つであり、世界最大級の「知の殿堂」といわれる「ニューヨーク公共図書館」、ここを舞台にしたドキュメンタリー映画を観た。これが図書館かと従来の固定観念を打ち壊され、驚かされる展開が次々と・・・。

 図書館運営に誇りと愛情をもって働く司書やボランテイアの姿や幹部達の丁々発止の会議が特に印象的だった。

 ベストセラーをとるか、残すべき本をとるか、紙の本か電子本か、ホームレスの問題にどう向き合うかetc。これらの問題は、国の内外を問わず図書館共通の問題でもあろう。

 四つの研究図書館と分館合せて92館のネットワークで機能しているこの公共図書館であるが、ニューヨークマンハッタンの中心部に位置する本館は、威風堂々「知の宝庫」のシンボルそのものと感じた。

 上映時間は205分、この映画を観て、図書館は人種や宗教、性別、障害の有無を超えて全ゆる人々の利用を待っている「民主主義の柱」だと改めて納得、深く共感させられた。

 最後に、わずか二週間の上映期間だったにも拘わらず、この映画を、菊池市図書館のスタッフの多くの方がたが観られたと聞き、大変心強く思ったことを付記しておきたい。

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