[2020年3月号]人物紹介「佐藤忠文さん」

最終更新: 3月29日


人物紹介 佐藤忠文さん

  佐藤忠文さんは、10年余にわたって、菊池のまちおこしに尽力されてきました。

 佐藤さんは、平成22年県立大の大学院生だった当時、九大藤原先生の指導を受けたことをきっかけに、まちおこしの中間支援団体「菊池養生詩塾」の立ち上げに参画し、菊池のまちおこしに関わってきました。

 その間、平成25年に九州大学大学院芸術工学府博士後期課程に入学し、社会情報学を専門に研究を進め、平成30年博士号取得、現在は県立大で特任講師を務めています。

 「菊池養生詩塾」では、事務局長として、菊池のまちづくりと人材の掘り起こしに努め、登録有形文化財に認定された松倉邸にて、毎月「まちづくり道場」を開催し、自らインタビュアーとして、ゲストとして招いた方の人となりや活躍活動の様子を引き出しては、広く紹介し、たいへん好評でした。

 「まちづくり道場」は、佐藤さんの県立大講師との両立が困難となり、平成30年に58回をもって終了しましたが、地域で地道に菊池のまちおこしに関わる人々を多数紹介した功績は大きいものがあります。

 養生詩塾に集まった人々から、まちおこしに尽力する人材が育ちました。現在の「菊池市図書館友の会」も、養生詩塾の有志が立ち上げた「菊池の図書館を考える市民の会」が発展自立したものです。「市民の会」発足当時いろいろと力添えをもらいました。

 外国人を受け入れる農家民宿や東北岩手の復興再生の息の長いボランテイア活動、水質汚染改善の環境活動など、いろいろな分野で活動する人材が育ちました。

 佐藤さんは、地域社会が直面している諸課題に、地域情報化並びに公共コミュニケーションの視点から、まちおこしを図る研究と実践に取り組んでいます。

高校、大学、地域を取り持つ「域学連携」もそのひとつです。菊池の域学連携では、多様な活動が展開されていますが、養生詩塾では学園大学と連携し、ICTを利用したまちおこし(シビックテック)が進められてきました。そこから、熊本県全体のシビックテックを支援する団体「Code for Kumamoto」が平成31年に誕生し、注目を集めています。

 佐藤さんは、その業績が認められ今春4月から、福岡の九州産業大学地域共創学部地域づくり学科に講師として勤められる予定です。

 これで佐藤さんと菊池の縁が切れるわけではなく、菊池は佐藤さんの学問実践の場となることでしょう。

 最後に、佐藤さんのこれまでの諸活動と支援の数々に、心からの感謝を表したいと思います。


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