編集後記
新型コロナウイルス禍は、全世界を覆い、1千万人を超える感染者、50万人を超える死者を出して、いまだ終息の気配はありません。絶対数は少ないとはいえ、日本もまた感染者1万8869人死者984人(6月25日現在)を数え、連日100人前後の感染者を出しているという現状です。
この3ヶ月にも及ぶコロナ禍によって、社会全体の生産活動社会活動は休業、行動自粛など大きな制約を受けました。それは教育現場にも及び、小中学校、高校大学までをも休校を余儀なくされました。公的機関、図書館も例外ではありませんでした。
そのようななかで、菊池市の学校は?図書館は?という思いから、菊池市図書館友の会は、ホームページ(毎月更新)及び情報紙「みんなの図書館~菊池市図書館友の会~」7月号(隔月発行)を編集しました。
そこで見えてきた課題は、電子図書館の活用であり、インターネットのオンライン授業の取り組みです。そのどちらも、今からの課題ですが、器具を揃えれば、技術を教えれば、できるというものではありません。
そもそも読書や勉強になじめない人や子どもたちが、IT機器と技術を使って、読書や
勉強に興味を抱くような関係者の創意工夫とそれを支援する環境が求められます。
「友の会」としては、何ができるか?今後の図書館の在り方に関わる大きな問題です。
友の会 事務局長 井藤和俊
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