菊池市中央図書館開館4周年記念講演会 11月20日
吉村隆真氏講話「読書は心のワクチン」を聴く
吉村隆真氏は、熊本市南区の浄土真宗本願寺派 良覚寺の住職で、このたび菊池市中央図書館開館4周年記念の講話をお願いしました。
吉村氏はお父上が菊池市亘出身の住職の法話とあって、親近感をもってお聴きした
2時間でした。
その法話で、とくに印象に残ったお話を紹介します。
○心身共に健やかにしなやかに生きるための心得
(「一」から「万」までの数字でわかりやすく覚えやすく説明)
1,1日1回は笑いましょう(ユーモアの大切さ)
10,1日10人と会いましょう(孤独はいけません)
100、1日100文字は書きましょう(書かないと字を忘れます)
1,000 1日1,000文字は読みましょう(読書の大切さ)
10,000 万歩計を持ちましょう(1日8,000歩程度は歩くこと)
○柔軟心の大切さ
柔らかい枝は折れないように、柔らかな心も、折れにくい。
ユーモア(笑い)のある人は、心の大きさが感じられ、相手に安心感を抱かせてくれる。
○穏やかな顔と優しい言葉
相手を幸せにしたり苦しみから救ったりと無限の力を持っているのが、言葉です。
しかし、逆の場合もあることも認識しておく必要があります。
穏やかな笑顔と優しい言葉は、慈しみの処方箋です。
このことを仏教では、「和顔愛語」と説きます。
友の会会員や市民30人ほどの参加で、皆静かに聴き入り、質問も出るなど有意義な
講話だったと思います。主催者として、あらためて吉村隆真住職に感謝いたします。
菊池市図書館友の会 代表 坂本敏正
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