田舎道の道路沿いや川の堤防沿いに咲く野の花は人の心を癒します。
庭で栽培するバラやチューリップなどの鑑賞用の花には、その花の華麗さに目を奪われますが、野の花には、可憐さを感じます。周囲の草花に囲まれ、覆われ、それでも、ここにありという顔を出す野の花は、私たち庶民の生き方に通ずるものを感じます。
野いちご(くさいちご)バラ科 甘くておいしい。粒の中は芯はない。
(ヘビイチゴは粒の中に丸くて固い芯がある、食用に適さない)
ノアザミ(野薊)キク科 鋭いトゲがあり、昔スコットランドの城にノルウエー
軍が攻め込んできたとき、濠に生えているアザミ花のトゲで侵入を防いだという
逸話があり、スコットランドの国花になっています。
花言葉 独立 安心 厳格 高潔(二宮孝嗣著「美しい花言葉・花図鑑」より)
クサフジ(草藤)マメ科
フジの花に似たマメ科特有の花を咲かせ小葉が17枚以上つく複葉がクサフジの
特徴です。(稲垣栄洋監修 「野に咲く花便利帳」より)
しろゆり(白百合)ユリ科 通称でシロユリと言っているが、調べるとシロユリ
という名称は見当たらない。「タカサゴユリ」と言うのが本名のようです。
ユリの仲間は多く、花の色や文様に合わせて、名称 がついている。
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