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[2022年1月号] 安永図書館長 新年の抱負を語る

 安永図書館長 新年の抱負を語る

  坂本図書館友の会代表

 明けましておめでとうございます。寅年の今年は、コロナ禍を克服し、虎の如く飛躍の年であることを、切に願い、皆さまのご健勝を祈念いたします。

 昨年は、コロナ禍でいろいろな制約があるなかで、菊池市立図書館として、市民サービスに尽力されたことを、

感謝申し上げますとともに、安永館長には、開館5年目を迎える菊池市立図書館の新年の抱負を語っていただきたいと思います。

  安永館長談

 コロナ禍の対策

 図書館としては、市民サービス維持に努力しました。休館中でも、読書できるように、貸出冊数の上限を20冊に増やし、本の予約は、システムを改修し、すべての本に予約できるようにしました。また、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、電子図書館の本を1,000万円分購入しました。その他センサー式消毒器やサーマルカメラ(自動体温測定器)を置いて、利用者の感染対策に努めました。

 図書館の利用状況

 来館者数は、新型コロナウイルス感染症対策もあって、中央図書館分館計4館で13万4千人と前年比6万人減となりましたが、本の貸出数は31万冊。前年度比7,600冊増加しました。登録者数は個人登録26,713人団体登録 130団体、前年比1,893人4団体増加です。中央図書館の来館者は今年度中に50万人を超える見込みです。

 トピックス

菊池市立図書館活動に関して、おはなしの会のラブックさんが令和3年度(2021年度)熊本県読書活動推進功労者及び優良読書グループの表彰、きくちおはなしのもりさんが、子どもの読書活動優秀実践団体として文科省より表彰がありました。

また、図書館協議会の吉田崇さんが、地域における社会教育功労者(図書館活動)として 文科省の表彰を受けられました。そのほか、子どもの読書活動推進のためにと寄付金をいただき「きくちの泉子ども文庫基金」を設立しました。今後も市民・企業・団体からの寄附を募りながら、子どもたちの読書活動推進につなげていきたいと思います。

 在留外国人とのコミュニケーションの場を広げたい

 菊池市内に約800人の在住外国人の方が暮らしています。

図書館は、在住外国人向けのやさしい日本語教室、および菊池市民、行政職員、教職員向けのやさしい日本語講座を開設しています。

 在留外国人の6割は簡単な日本語は理解できるので、やさしい日本語で話しかけるとコミュニケーションがとれます。これからも、在住外国人の方を継続してサポートしながら、多文化理解、多文化共生が進むよう取り組んでいきます。

 映像を活用した図書館活動に市民の参加を求めます

 図書館では映像部を開設しています。菊池の生活や文化、歴史などテーマは自由に、市民が取材、編集、動画制作をして、図書館で、その成果を保存していく活動です。

また電子図書館は文化活動の発表の場として活用できます。写真集、短歌・俳句集などを電子書籍として公開し、経費をかけずに出版を身近にする取組も行っています。みなさんのご参加やご相談をお待ちしています。

 最期に令和4年度に5周年を迎える生涯学習センターでは、記念事業も計画しております。今後とも菊池市立図書館(中央・泗水・七城・旭志)をよろしくお願いいたします。




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