[2022年4月号」編集後記

 ロシアのウクライナ攻撃は、停戦交渉の最中にも関わらず、攻撃の手は留まることをしらないかのようです。一歩間違えば、第三次世界大戦、核戦争につながりかねない瀬戸際の渦中にあります。

 ところで、ロシア国内の国民の大多数は、ウクライナ戦争の現状について、知らされておらず、ウクライナが一方的に悪いというプロパガンダが信じられているとのことです。政府に批判的な言動をすれば、弾圧される様子が欧米メデイアから報じられています。

 言論の自由、表現の自由がないところでは、基本的人権が踏みにじられ、厳しい弾圧を潜り抜けることなしには、国政の過ちを是正するすべがありません。

しかし、例え言論の自由、表現の自由があったとしても、それが乱用され、フェイクニュースが飛び交い、誹謗中傷の嵐が吹くなら、やはり、国民の人権は守られず、国政の過ちを防ぐことができません。

 国民一人ひとりの、しっかりした見識が求められるのです。その見識を育てるのに必要な手段が読書と討論です。その資料を提供するのが図書館の役割です。


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編集後記 安倍元総理が銃撃され死去しました。その国葬が、世論を二分して、9月27日催されました。岸田総理の国葬決断が粗略だったため、幾つもの問題点を露呈し、誰のため、何のための国葬か、分らなくなったという印象です。 私は、このような世論が分断される傾向は、世界的でもあり、民族、宗教、貧富格差の対立が、テロ、暴動、内戦を惹起し、議会制民主主義が成り立たない時代になるのではないかとの危惧を抱きます。