[2025年7月号] 講話「図書館とともに」
- libraryofallkikuchi
- 7月5日
- 読了時間: 2分
友の会総会講話(2025年6月29日)
「図書館とともに」 講師 益﨑英子

様々な知が集まる図書館や本のある空間はずっと好きな場所です。
現在の菊池市中央図書館は素晴らしい図書館です。図書館ができるまでの経緯は「『しあわせな空間』をつくろう。~乃村工藝社の一生懸命な人たち~」という本に写真入りで掲載されています。各図書館では魅力的なイベントが開催され、本の並べ方や様々な飾りにまで愛がこもっていて本当に頭が下がります。
私は現在菊池市四町分でカフェを営んでおります。カフェでは、団体貸出を利用して図書館の司書の方々に押しの本を選んでもらった図書館の本を置いたり、ビブリオバトルを開催したりしました。妻籠座の米村さんにも地元にまつわる紙芝居をしていただきました。
昨年からは毎週土曜日に隈府の旧マスザキデンキで出張カフェを開いていますが、菊池に移住された若いご夫妻の間借り本屋「木編BOOKS」もあります。移住の決め手の一つが菊池の図書館ということでした。
現在、図書館では、団体貸出、雑誌スポンサー、電子図書館、菊池市デジタルアーカイブなどユニークな取り組みをされています。
もっともっと市民の中でも読書の輪が広がり、つながりが生まれるように、例えば
・あちこちのお店に団体貸出を利用した本棚がある。それをスタンプラリーで巡る。
・図書館になかなか行けない人のために公民館で一日図書館をやってみる。
などなど、これからも図書館とともに様々な活動を通じて、人がつながるよりよい菊池になっていくことを願っています。
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