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6月、呼吸を整える時間

聖護寺の庭。緑が美しい季節です。
聖護寺の庭。緑が美しい季節です。

6月に入り、少しずつ雨の気配を感じる季節になりました。暑さも増してきて、外に出るのがおっくうになる日もあります。


先日、菊池市にある聖護寺の法要に参加し、坐禅をする機会がありました。

聖護寺は、延元3年、1338年に大智禅師によって開かれたとされ、菊池氏第13代・菊池武重の土地寄進によって建立された、菊池一族ゆかりのお寺です。山あいの自然に囲まれたその場所には、長い時間を静かに受けとめてきたような空気がありました。


そんな歴史ある場所で、背筋を伸ばし、ただ呼吸に意識を向ける時間は、日常とは少し違った特別なものでした。

とはいえ、坐禅は必ずしもお寺でなければできないものではありません。家の中でも、椅子に座ってでも、ほんの数分だけ目を閉じて呼吸を整えるだけで、十分にその入り口に立つことができます。


6月は雨の日も多く、家で過ごす時間が増える季節です。ついスマートフォンを開いて、次々と流れてくる情報を追いかけてしまうこともあります。だからこそ、何かを足すのではなく、少しだけ立ち止まる時間を持つことも大切なのかもしれません。


雨音を聞きながら、静かに座ってみる。何かを考えすぎず、ただ今の自分の呼吸に戻ってみる。そんな雨の日の贅沢を、この6月の暮らしの中に取り入れてみるのもよいかもしれません。

 
 
 

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