[2020年2月号]人物紹介 岩根美香さん

 

 岩根美香さんは、菊池で「子ども食堂」を開き、また熊本市で「石牟礼道子資料保存会」のお手伝いをしている女性です。

「子ども食堂」は、岩根さんが3年前の3月から、診療所の2階を開放して、始めました。

 現在保育園児から小中学生高校生まで、13~16人の子どもたちが、毎週水曜夕方(5時半~7時半)に集まっています。食事の用意は、通常岩根さん一人でしますが、日によっては、お手伝いしてくださる方もあり、また、お米や野菜、お菓子などは、支援者からの差し入れがあり、大いに助かっているとのことです。

支援は食材だけではありません。自転車を修理してあげるとか、幼児の心身のケアとかの、様々な支援がなされています。

 うれしいのは、通っていた子どもが高校生になって炊事を手伝ったりして、自立していく姿を見ることだと語っていました。

 岩根さんには、もうひとつの顔があります。

 水俣病に生涯をかけた石牟礼道子の膨大な原稿、手紙その他の資料を整理保存する「石牟礼道子資料保存会」のお手伝いです。毎月第2、第4土曜、熊本市健軍の真宗寺にて、資料整理しています。また第1、第3土曜には、保存会中心メンバーの渡辺京二氏の車の運転でサポートし、各種座談会や現地見学に同行しています。

 熊本在住の思想家として著名な渡辺京二氏と知り合ったのは、渡辺氏の著書「逝きし世の面影」を読んで感銘し、熊大で行われた講演会でサインをもらって、話を交わしたのがきっかけです。それから御縁が高じ、最近は渡辺京二氏の車の運転を手伝うようになったということです。

 岩根さんは、渡辺氏をはじめ熊本在住の作家著述者との縁で、その話題は尽きません。

彼女の知性と明るい性格、フットワークの良さは、周りの人を魅了しています。


石牟礼道子3回忌   石牟礼道子資料保存会 主催

2月9日(日)午後3時30分 熊本市東区 真宗寺(駐車場 無し)

対談 渡辺京二 伊藤比呂美  弾き語り 坂口恭平

連絡先 保存会 阿南 ☎090-8768-9680


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