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[2022年6月号] 人物紹介「橋本以蔵氏」

更新日:2022年6月16日

人物紹介 橋本以蔵氏             井藤和俊

菊池一族「菊池武光公」を描けば、文・絵とも、この人の右に出る人はいないだろうと思われる気鋭の助っ人です。


 橋本さんは、神奈川在住当時、脚本家、監督として活躍していました。


誰もが知っている「スケバン刑事」、西村京太郎サスペンスドラマ「探偵・左文字進」のシナリオライターであり、漫画「軍鶏」の原作者、映画監督としては「名門!多古西応援団」などがあります。

 


それほどの人材がどうして菊池へ?

平成23年(2011年)3月11日東日本大震災とそれに続く「福島第一原発大事故」に遭遇し、橋本さんは、神奈川から熊本に避難してきたのです。これが橋本さんの熊本とのつながりの第一歩です。


 もともと絵を描く橋本さんは、菊池市の「地域おこし協力隊」に応募したところ、観光振興を図ることで、採用され、商工観光課に配属されました。

橋本さんが提案した最初の仕事は、「菊池アートフェステイバル」(平成29年)でした。

菊池市生涯学習センター(キクロス)を舞台に、「多様な人・モノ・コトが集まり新しい価値を生み出す」ことをコンセプトにして、アーテイストが集まり、陶芸体験、似顔絵描きなどワークショップや多種多様なマルシエが出店しました。

 地域おこし協力隊の任期3年が終了したのち、電子書籍「武光と懐良・破れざる者」を書き上げています。南北朝時代、菊池一族で、懐良親王を擁して、九州制覇を成し遂げた菊池武光を主人公とする長編小説です。史実をふまえつつ、資料にないところは想像力で補い、ドラマとしての面白さを追求した作品です。電子図書ですので、誰でも読むことができます。

 橋本氏は、菊池一族を観光の目玉として生かすためには、武光公を一族の象徴的英雄としてドラマ化することが必要だと考え、武光公の歴戦の戦場や現在の隈府町の基になる町つくりを40数枚の絵にしています。想像図とはいえ、生き生きとした、当時の情景を彷彿とさせる連作の絵です。

 橋本氏は、今は、油彩画を描くことに専念しています。全国の油絵画家の集まり「示現会」熊本支部の会員として、5月17日県立美術館分館で開催された展示会に出品しています。(5月22日まで)

 今後も、橋本氏の菊池への思いを活かせる活躍の場を、菊池の私たちが提供することが求められていることを痛感します。



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