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[2024年7月号] 講話「熊本の活断層と被害地震」



このたび能登半島沖の地震が、地盤の弱い地域を中心に広範囲に及ぶ土砂崩れ、道路寸断、液状化現象などが起きて、半年以上経過しても、復旧のメドが付いていません。

熊本でも、既に8年前に熊本城の石垣が崩れるほどの大地震を経験しています。

その教訓を聞く「講話」を、友の会総会で講師 飛田眞二氏より聞きました。

講話「熊本の活断層と被害地震」

菊池市図書館友の会第11回総会講話

6月30日 講師 飛田眞二氏

講話要旨

1,最近の地震活動

(1)1995年 阪神淡路大震災 M7,3

プレート内部型(活断層型)地震 

地震被害 死者・行方不明 6,437人 住居全壊約10万棟 火災被害約7,4万棟

       被害総額9,9兆円

(2)2011年3月 東日本大震災 M9,0

    M9,0以上の地震はこれまで世界で6回しか起こっていない。

  地震被害 死者・不明 約18,000人 関連死 約3,900人 全半壊・流失 40万棟

 被害総額 約17兆円

(3)2016年4月 熊本地震

前震 4月14日21時26分  M6,5  最大震度7  プレート内地震・活断層型

本震 4月15日 1時25分  M7,3   最大震度7プレート内地震・活断層型

   地震被害 死者 50人 関連死213人 全半壊43,400棟 被害額 約3,8兆円

2,熊本地震の構造

  布田川断層はM7,2と想定されていた。発生確率は、ほぼ0%だったのに、M7,3の

 地震が発生した。確立が低くても、地震の発生はありうるということである。

  日奈久断層は中部M7,6南西部M7,2, 同時に発生すればM7,9の地震が発生すると予想されている。熊本地震では、日奈久断層は、北側の部分は動いたが、南側は動いていないと考えられる。(地震の発生充分ありうる)

  立田山断層 長さ約14Km M6,4が予想される

  水前寺断層 長さ約7Km。3つの断層群からなっている。最近の地質年代(数千~数万年前)に繰り返し活動した活断層である。

 球磨盆地南縁断層 長さ22Km、M7,71が予想される。

3,今後の地震活動予想

  日奈久断層地震が発生すると、震度5強~7度の激しい揺れが起きると予想される。

  南海トラフ地震が発生すると、震度5弱~5強の揺れがあると予想される。



          

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