[2025年12月号] 朗読祭
- libraryofallkikuchi
- 23 時間前
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関西朗読コンテスト受賞者朗読祭
~11月29日30日 合志市総合センター ヴィーブル文化会館~
合志市朗読会主催・関西朗読コンテスト本部共催・菊池地域図書館協力
イベント次第 29日「達人に学ぶ朗読教室」50名受講、
30日「菊池地域朗読フェステイバル」大ホール600名収容
記念講演 「朗読の上達法って、あるの?」(29日・30日講話要旨)
講師 菊川徳之助(関西朗読コンテスト審査委員長・元近畿大学舞台芸術教授)
上達法 その1、朗読者自身が好きな本を選ぶ
その2、朗読者はその本の何を伝えたいのか理解する
その3、その本の作者の意図を理解する
その4、朗読を聞く相手の気持ちを理解する
その5、朗読する本の作者及び登場者それぞれの気持ちを理解する
練習法 滑舌(発音・発生が明瞭で滑らか)フレージング(文章を意味のあるまとまりで
区切る)、抑揚、協調、間の取り方などを学ぶには、最初は、朗読のプロの発声を
真似てマスターする。
自分なりに習得できたら、聴いていただくお客様の心を揺さぶるようなストーリー性が高く、面白く、心に染みる演目を選定し、自分ならではの舞台朗読を心掛ける。
菊池地域朗読フェステイバル出演者
池田昌代(合志市)「デユーク」江口香織の短編集「つめたいよるに」。犬デュークを亡く
した主人公と出会った少年との一日の“喪失”と“癒し”の話し。
米村史博(菊池市)「くびひねり」紙芝居「妻籠座」。菊池市出田に伝わる昔話。
坂本晶江(大津町)「少年と犬」馳 星周の短編。東日本大震災で言葉を失った少年が
幼少期に飼っていた犬に再会し、言葉を取り戻す話。
船越あつこ(合志市)「後生の桜」石牟礼道子。若くして水俣病で亡くなった娘さんと
四季だった桜に寄せる母の叫び。
関西朗読会出演者
金尾信子(大阪府豊中市)「こがねの舟」あまんきみこ(児童文学作家)。湖に置き去り
にされた父親と子どもの乗った船が水面に現れた無数の金色の小舟に助けられた話。
村上征夫(大阪府島本町)「仙人」芥川龍之介。仙人になりたいという男が、医者の家に 下男として20年勤め、その20年目に、仙人になるという話。
當山得美子(兵庫県伊丹市)「ラブミーテンダー」エルヴィス・プレスリーの代表曲の 「ラブミーテンダー」にまつわる老年夫婦の物語。
駒木玲子(奈良市)「おくのほそ道」松尾芭蕉。松尾芭蕉が東北を旅した俳諧紀行文。
康 初子(大阪市)「振袖火事」西沢 實。江戸期明暦。少女が悲恋で亡くなったため
形見に創った振袖が不幸を招き大火(明暦の大火)を招いたと言う話。


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