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[2028年10月号] 菊池合志朗読会公演

9 分前
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菊池 合志 秋の朗読の夕べ

 9月12日菊池市中央図書館にて、菊池市中央図書館主催「菊池合志秋の朗読の夕べ」が開催されました。菊池朗読の会と合志朗読の会の合同朗読会でしたが、市民80名以上の参加で、たいへん盛況でした

菊池合志 秋の朗読の夕べ  9月12日 菊池市中央図書館主催

菊池朗読の会 代表者 米村史博 出演者 秋吉栄美子 武生孝一 坂本玲子

合志朗読の会 代表者 松本 武 出演者 渡邊スミ子 松見あづさ 小柳裕子 


秋吉栄美子 「不動岩と彦岳の首引き伝説」 鹿本地方民話

山鹿市に伝わる不動岩と彦岳にまつわる伝説は、母神が実の息子不動岩と義理の息子彦岳を首引きの力比べをさせたところ、不動岩が彦岳に敗れ、不動岩の首が飛び、その時、首引きの綱の端が母神の片目を吹き飛ばしたという話です。その地には、「生き目神社」「一つ目神社」「一つ目水源」があります。


武生孝一 「がたじゃどんと葬式」菊池むかしむかし 菊池市立図書館蔵書

がたじゃという男がいました。坊さんを知らないがたじゃが、坊さんの白い着物に黒い袈裟という母親の説明に、黒いカラスや白黒まだらの牛を坊さんと思って声をかけ、家に帰れば飯炊きで、グツグツたぎる音に鍋に馬鹿にされたと思って鍋を叩き壊し、坊さんが風呂に入れば、坊さんの衣類を風呂炊きに燃やし、坊さんを裸にして帰すという滑稽な笑わずにはおれない話しです。


坂本玲子 「ちいちゃんのかげおくり」あまんきみこ作 菊池市立図書館蔵

「かげおくり」は、地上の影をじっと見つめサッと空を見つめると空にその影法師(残像)が映る遊びです。ちいちゃんという子どもが、空襲で逃げる時、母親と兄ちゃんにはぐれ、自宅も焼けてしまい、ひとりぼっちになって、防空壕に隠れます。「ほしいい」を食べ尽くしたちいちゃんは、壕の中で眠ります。お父さんお母さん兄ちゃんと「かげおくり」をしながら空にすっと吸い込まれ、小さな女の子の命が空にきえてゆきました。


渡邊スミ子 「トットちゃんの15つぶのだいず」黒柳徹子作 菊池市立図書館蔵

トットちゃんが小学2年生のとき、戦争が始まり、食べるものがなくなりました。トットちゃんの1日のたべものは大豆が15粒だけになりました。朝電車の中で3粒、昼は5粒、夕ご飯に7粒。そんな毎日で栄養不良となりました。東京大空襲で青森に疎開しました。トットちゃんは、今ユニセフ親善大使として世界中のめぐまれない子どもたちを抱きしめています。


松見あづさ 「無用の人」原田マハ作 菊池市立図書館蔵

一般的に何の価値もなく、無用扱いされているものであっても、自分にとって面白いものであればそれは面白いものである。まさに、ア-トとはそういうものだと私は考えていました。美術館に勤める私に亡くなった父から宅配便が届きました。それには誕生祝いとして、鍵が入っていました。その鍵で父の部屋を空けると、父が愛読していた岡倉天心の「茶の本」一冊が置いてありました。ーおのれに存する偉大なるものの小を感ずることのできない

人は、他人に存する小なるものの偉大をみのがしがちである。ー(茶の本)


小柳裕子 「仕事始め」赤川次郎作 合志市立図書館蔵

正月4日仕事始めの日ですが、母が振袖を持って急にやってきました。実は正月からから、平常勤務だと言われていました。会社に着くと、屋上から社長が見下ろしていました。社長は、事務所に行き、「倒産したのさ」と言い、私を屋上に誘い、「晴れ着の写真を撮る」と言い、「実はここから飛び降りるつもりだったが、君の話しを聞いて、もう一度やり直す気になった。今日が仕事始めだ」と社長は言い、私は「はい」とこたえました。

参加した市民の声

「ちいちゃんのかげおくり」涙が出ました。

「がたじゃどんと葬式」笑いがとまりませんでした。

朗読会会員の声

 私達の公演に、何人来てもらえるだろうかと不安でしたが、こんなに大勢来ていただけるとは驚きでした。

 座席が40人分足らずだったので、座る所がなく、立ったままで聴いていただくことになるのではと心配しましたが、なんとか椅子を用意できて良かったです。

朗読の会に参加したいという人がおられました。うれしいです。


        松本代表(左端)と合志朗読の会の皆さん


       米村代表(左端)と菊池朗読の会出演者の皆さん 


        武生孝一さんのギター演奏と合唱 「赤とんぼ」「里の秋」

         

  












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