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[2019/8月号]編集後記

 8月は広島長崎の原爆投下の月であり、終戦の月です。ところで戦争が終わったとたん既存の秩序が壊れて、個人がむき出しのエゴに直面し、様々な屈辱と悲しみに苦しみました。

その極限の体験をした人々のひとつは、満州や朝鮮半島の引揚者たちです。

 今月の目玉は、坂本玲子さんの満州引揚げ体験記と藤原てい著「流れる星は生きている」の紹介です。(井藤)


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[2025年12月号] 編集後記

令和7年西暦2025年も今月で終わりです。  今年は「戦後80年に思う」というテーマで特集をしてきましたが、取材の最中、健軍長射程ミサイル配備計画が公表され、自衛隊の在り方と市民の反戦意識との乖離を感じつつも、それを紙面に表わすことの難しさがありました。  また、高市総理、高市内閣誕生、公明党の連立離脱、維新の連立参加、高市総理の「台湾有事」発言など、一連のできごとは、日本の今後の行く末を混沌とさ

 
 
 

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