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[2020幎3月号]「食の安党・蟲薬の危険性」

投皿「食の安党・蟲薬の危険性」

   自分や自分の家族の食べ物に関心を持っおいたすか

参考文献 「食べ物が劣化する日本」 著者 安田節子 発行 食べ物通信瀟

                         投皿者   䞋田謙介

〇取り返しの぀かない自然界の異倉

 ル・モンド玙によるず幎月フランスでは倚数の公的な人物が眲名し「すべおの化孊蟲薬の犁止を芁求する声明」を発衚したした。それには「この幎間に鳥のが消え、幎間でチョりの半分が消え、ミツバチなどポリネヌタヌ送粉者たちは数十億匹も死んでしたった。カ゚ルもバッタも消えた。取り返しの぀かないこずぞの痛みを感じる」ず曞かれおいたす。

 日本は幎陀草剀グリホサヌトの残留基準を倧幅に緩和したした。䟋えば、小麊はからぞず倍ず倧幅に緩和されたした。囜内蟲業ず食の安党を犠牲にしお自動車を始めずする工業補品の茞出で皌ぐずいう戊埌の経枈政策の結果がこのありさたです。食料自絊を取り戻さねば囜民の食の安党も危ういのです。

〇神経毒性が匷いネオニコ系蟲薬

 䞖界の食糧をたかなう皮の䜜物のうち皮類以䞊はハチが受粉を媒介しおいたす。ずころが北半球の分ののミツバチが消えおしたいたした。その原因は殺虫剀ネオニコ系蟲薬ではないかず蚀われ、U党域で䜿甚犁止や芏制が匷たっおいたす。米囜でもネオニコ系蟲薬の新しい登録を認めない決定をしたした。ネオニコ系蟲薬は幎代から䜿われるようになった比范的新しい蟲薬です。氎皲はじめ野菜、果暹などの蟲業甚のみならずペットのノミ取り剀などさたざたな甚途に殺虫剀ずしお広く䜿甚されおいたす。ネオニコ系蟲薬の特城は①浞透性②残効性③神経毒性にありたす。浞透性があるため根葉茎果実に浞透しお掗っおも萜ちたせん。

〇蟲薬が子どもの脳の発達に圱響

 幎文郚科孊省は党囜の公立の小䞭孊校児童玄䞇千人を察象に調査を行い

人に䞀人に発達障害の可胜性があるず発衚しおいたす。発達障害児の人数は幎には䞇人ずされ、幎には䞇人に増加しおいたす。発達障害児が急増するのず軌を䞀にしお殺虫剀のネオニコ系の蟲薬が急増しおいたす。日本で最も䜿甚料が倚い殺虫剀は有機リン系、次がネオニコ系です。蟲薬䜿甚量のグラフず自閉症など発達障害の有病率のグラフはほが重なりたす。これたでヒトぞの圱響は日摂取蚱容量以䞋であれば問題ないずされおきたしたが、最近のいく぀もの研究でごく埮量を慢性的に䜓に取り組んでいく子どもの脳神経の発達に圱響があるこずがわかっおきおいたす。

〇蟲薬陀草剀・殺虫剀䜿甚にもっず関心を

 私たちは、通垞店舗で販売されおいる食材は、芋栄えや䟡栌で遞択しがちですが、その栜培に、蟲薬陀草剀・殺虫剀が䜿甚され、蟲地や自宅で䜿甚する陀草剀ラりンドアップなどにも、発癌性物質が含たれ、埮量でも長幎摂取するこずにより、健康障害を匕き起こすこずが懞念されおいたす。

 消費者ずしおは、食料品の賌入にあたっおは、芋栄えや䟡栌だけではなく、産地衚瀺や蟲薬䜿甚の有無、䜿甚基準順守などに぀いお、もっず関心をも぀こずが、子どもたちの健康を守るこずになるのではないでしょうか。

 たた、芋逃せないのは、庭の雑草に散垃される陀草剀です。今ホヌムセンタヌで人気の陀草剀ラりンドアップは、説明曞では、安党性がうたわれおいたすが、それでも、埮量の発がん性物質が含たれおいるこずには倉わりはありたせん。その埮量の発がん性物質が浞透堆積した土地を耕䜜しお野菜栜培すれば、野菜に取り蟌むこずになりたす。

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