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[2020年8月号]人吉球磨7月豪雨

国宝青井阿蘇神社被災

7月4日早朝の豪雨で、球磨川が氾濫し、人吉球磨地方に甚大な被害をもたらしました。

その被害の一部を、ボランテイの傍ら、青井阿蘇神社付近で写真撮影してきました

(写真 文責 井藤)

青井阿蘇神社 

青井阿蘇神社は、1200年前阿蘇神社から分霊され、鎌倉時代相良氏が建築した400年の歴史を有する神社です。平成20年国宝に指定されています。

この度の豪雨で本殿床上1メートル以上の浸水被害にあっています。青井阿蘇神社の堀の太鼓橋の欄干は豪雨で壊されています


神社社殿と堀にながされたライトバン 

社殿には救援物資が積まれていました。近所の住民が必要な物資を取ってゆきます

神社前の堀には、水没したライトバンが見えますが、次に来た28日には引き上げられていました。周囲の樹木の枝に引っかかっているゴミは、浸水レベルを表しています。











全壊家屋の廃材

神社近くの民家は全壊半壊が多く見られ、   人吉城につながる人吉橋

廃材などが積み上げられていました。     橋の中途の欄干は壊れていました。

木の枝にかかっているゴミは浸水の高さです。 この高さまで濁流が流れていたのです。

                











熊本日々新聞 熊本豪雨被害状況(7月20日28日)

この度の集中豪雨で亡くなられた65名の方々とご遺族にお悔やみを申し上げます。

また、行方不明2名のご家族、及び被災者の方々に、お見舞い申し上げます。


青井阿蘇神社

1200年前、阿蘇神社の祭神を分霊して創建されたのが青井阿蘇神社の始まり。

鎌倉時代に相良氏が入府し、守護してきた。江戸時代慶長5年(1610年)に相良氏が

現在の神社を建て、以来400年となる。

急勾配の茅葺屋根は独特の建築様式であり、保存されてきた各種彫刻などとともに、

平成20年6月国宝に指定された。


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