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[2021年7月号] 日本画家「鯉の古泉」

菊池の歴史

鯉に魅せられた 菊池が生んだ日本画家 高木古泉  

高木古泉プロフィール

本名は佐直 明治11年七城町五海生まれ、幼少期は母

の実家菊池市西寺で暮らす。西寺小学校(現菊乃池小学校)卒業。熊本師範学校卒業(明治34年)。東京上野美術学校(現東京芸大)中退(明治38年)。尚絅高等女学校、菊池実科高等女学校(現菊池高校)にて教鞭を執る。菊池高女には、大正3年から5年間再び勤務している。

教職を辞して、中国満州を旅しながら絵の修行をし,帰国後熊本水前寺公園にて鯉の絵を研究し、鯉の絵を専門に画業に専念した。上京して、福田平八郎、堅山南風に師事し、昭和2年第14回日本美術院(院展)に出品「遊鯉」で初入選(54歳)を果たす。「鯉の古泉」と称される。昭和38年東京で死去(85歳)。


鯉を描かせれば日本一と名高い高木古泉はたくさんの絵を残しています。「鯉」の絵は、菊池市の黒肥地雅任(くろひじまさと)氏が長年にわたって収集されたものです。この度、古泉の絵の所有者の方から提供していただいたものもふくめ、

「鯉よ飛べ 高木古泉の世界」

と題して、先月菊池市中央公民館で展示されました。私たちに感動と癒しを与え、また郷土の芸術家に思いを馳せることができました。  

**問い合わせ**

市教育委員会生涯学習課社会教育係

【菊池が生んだ芸術家たち】         0968-25-7232





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