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[2022年11月号] 編集後記

   編集後記

今「古典の誘い」で「平家物語」「方丈記」「竹取物語」と紹介し、今月は「徒然草」を取り上げました。

高校時代に古文を習ったので、冒頭の一句ぐらいの記憶はありますが、全文を通して読んだことはありませんでした。余生わずかの傘寿を前にして、今更なにを迷って、古典文学を読もうなどと、大それた野望を抱いたのか、我ながらあきれていました。

 しかし、読んで見て、その楽しさに、あとわずかの余生が惜しくなりました。

なにせ、八百年昔の作家と、対話を楽しめるのです。鴨長明さんは、陰鬱な世捨て人ですが、観察力はすごいです。吉田兼好さんは、週刊誌記者、ゴシップ記者です。面白いネタをたくさん持っていて、付き合って飽きない人です。

 来月再来月は、平安美人のお二人に会います。胸わくわくします。


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[2025年12月号] 編集後記

令和7年西暦2025年も今月で終わりです。  今年は「戦後80年に思う」というテーマで特集をしてきましたが、取材の最中、健軍長射程ミサイル配備計画が公表され、自衛隊の在り方と市民の反戦意識との乖離を感じつつも、それを紙面に表わすことの難しさがありました。  また、高市総理、高市内閣誕生、公明党の連立離脱、維新の連立参加、高市総理の「台湾有事」発言など、一連のできごとは、日本の今後の行く末を混沌とさ

 
 
 

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