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[2025年12月号] 編集後記

  令和7年西暦2025年も今月で終わりです。

 今年は「戦後80年に思う」というテーマで特集をしてきましたが、取材の最中、健軍長射程ミサイル配備計画が公表され、自衛隊の在り方と市民の反戦意識との乖離を感じつつも、それを紙面に表わすことの難しさがありました。

 また、高市総理、高市内閣誕生、公明党の連立離脱、維新の連立参加、高市総理の「台湾有事」発言など、一連のできごとは、日本の今後の行く末を混沌とさせています。国民の間に、アメリカのような深い亀裂を生むことがないよう願いたいものです。

「図書館友の会」は、昨年9月から「寄合カフェ」を始め、今年11月で6回目の寄合カフェを開催し、好評を得ました。友の会が地域社会とつながる貴重な場となっていると思います。その成果はまだ目に見えるほどにはなっていませんが、友の会会員がもっている各々の活動や地域との繋がりを拠り所にして、「寄合カフェ」を地域活動の発表の場として、引き続き取り組んで行くことが出来ると思います。

 情報活動については、情報誌「みんなの図書館」もホームページも、友の会会員内部の情報活動に留まり、世代的にも老年世代に留まっています。社会全体のSNSの広がりと影響力の前には、友の会のこれまでの情報活動は無力と言わざるをえません。

 友の会の情報活動としては、国の内外問わず生起する戦争と平和の問題には、古今東西の歴史に学び、左右の対立に組せず、相対的視点に立った情報提供に努めたいと思います。

また、図書館に関する問題には、図書館と連携しつつ、学校図書館、地域おこし団体、地域文化活動団体などに図書館のレファレンス活動の利用を勧めたい。

友の会会員が関わっているアーカイブ活動や朗読会活動のほか、図書館が求めている毎月定例のグリーンボランテイア、図書館カウンター業務補助などを友の会の情報活動で支援したい。

これら、新年を迎えるにあたって、編集部としての抱負を述べたところです。

友の会会員皆さんからの御意見ご提案があれば、ぜひ友の会編集部(井藤 090-4775-1929)

までお届けください。









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