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[2025年7月号] 編集後記

「戦後80年」は、いかなる年として記憶されるのでしょうか?

ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ地区空爆,このような政治的事件は、過去何度も繰り返されてきました。

 しかし、現在私が不安に感じるのは、その底流に進んでいる社会的分断と急速に発達しつつあるIT・AI社会への変貌です。

戦後80年続いてきた、資本主義対社会主義(共産主義)とか、自由主義(民主主義)対独裁主義(権威主義)という前提(パラダイム)が、通用しなくなっているように感じます。

 このような時に、時代を表わすのは庶民の生活、受け止め方であり、行動です。それを分析し、理論化するのは、学者です。

私たち庶民が、今の世の中をどう考えているのか?そのために「戦後80年」の投稿を求める企画をしました。そこから「対話」が始まれば、望外の喜びです。(文責 井藤)




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[2025年12月号] 編集後記

令和7年西暦2025年も今月で終わりです。  今年は「戦後80年に思う」というテーマで特集をしてきましたが、取材の最中、健軍長射程ミサイル配備計画が公表され、自衛隊の在り方と市民の反戦意識との乖離を感じつつも、それを紙面に表わすことの難しさがありました。  また、高市総理、高市内閣誕生、公明党の連立離脱、維新の連立参加、高市総理の「台湾有事」発言など、一連のできごとは、日本の今後の行く末を混沌とさ

 
 
 

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