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[2026年11月号] 編集後記

11 分前
読了時間: 2分

 11月3日投票のアメリカ中間選挙は、トランプ大統領支持する共和党は大敗を喫しました。私は以前HPでトランプ大統領のアメリカは独裁国家だという意味の指摘をして、読者から「独裁国家とは言えないのではないか」との批判を受けました。

 今回の選挙結果を見て、アメリカはまだ民主主義の根が健在だと修正します。

しかし、ドイツのヒトラーが合法的な選挙で政権掌握後、ファッシズムの下、世界大戦を招いた歴史があります。民主主義といえども、ファッシズムに抗しえなかったことを考えれば、国民が偏狭なナショナリズムに抗する力を有しているか否かが為政者の独裁そして戦争を許すか否かの分岐点になるのではないかと思います。

 私達は、歴史を学び、如何にして、自由と人権が、私達の生活を守り、平和を守る力になるか知ることができますが、それが許されない現実が、世界各地にあり、多くの民が苦しんでいることも知っています。

日本においても、平和な社会に見えても、その内側には、多くの問題、貧困、犯罪、差別があることを知っています。

同時に、その克服、解決がいかに難しいか、誰もが痛感していることでしょう。

 今回本紙ホームページ11月号にて、「村上 龍」の作品「限りなく透明に近いブルー」と「半島を出よ」を取り上げたのは、村上 龍が、その社会の現実に、フイクションとして何が問題か、どこに可能性があるかを摘出せんとしたことに共感を覚えたからです。

 皆さんも、図書館から借りて読んでみませんか。




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