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[2022年11月号]  学校訪問「菊池南中学校」

菊池市立菊池南中学校 菊池市隈府833 校長 田嶋浩紀 生徒数 436名  

目標 生きる力を培い 未来を創造する 生徒の育成  校訓 自主 尚学 至誠 勤労

菊池南中学校の図書室

菊池南中学校の図書室は多目的ホールと繋がっているため広々とした空間と、様々な活動が同時進行する図書室です。本はもちろんのこと、本校で取り組むESD教育(SDGs)に親しむ図書館を目指しています。

 

図書委員会の活動

菊池南中学校の図書委員会は現在30名で活動しています。

通年の活動は論語の斉唱、貸出返却などのカウンター当番、その他特別な活動として読書コンクール(今年度は7月開催)、POPコンクール、SDGsビンゴ、SDGsタイムアタック、本の福袋づくりなどがあります。

また、未来創造タイムでは活動班をPOP班・広報班・掲示班の3班に分けておすすめの本の紹介や図書室の環境美化に取り組んでいます。




季節や行事にあわせたテーマ展示

POP班と掲示班は季節や行事にあわせてテーマ決めし、おすすめの本のPOP(本の紹介)や画用紙で作った飾りを掲示し温かみのある図書室づくりを担当しています。各コンクールの景品づくりもこの班の担当です。

どちらもテーマを決めるまでは賑やかですが、制作が始まると黙々と作業に打ち込み毎回味のある作品を仕上げて楽しませてくれます。

今日は何の日?

広報班は『今日は何の日?366日大事典(あかね書房)』という本をもとに、今日は何が起こった日なのか、それはどんな出来事なのか、それに関連するSDGsのゴールは何か、そこでお勧めしたい本はどんなものがあるかを考え給食時間に放送しています。

これはSDGsの視点を持つには、まず世界にどんな問題があるかを知る事から始めようと図書委員会で考えた活動です。

担当者は毎回頭を捻りながらおすすめの本を探しています。同じテーマでもそれを考える生徒によって選ぶゴールが異なるのも見ていてとても興味深いです。また放送を聞いた他の生徒たちの、もし自分だったら〇番のゴールを選ぶという話を耳にすることがあり真剣に聞いてくれているのだと嬉しくなります

未来創造タイムの取り組み

未来創造タイム(委員会活動の時間)では講師の方にお越しいただき、その講話をもとにおすすめの本を紹介したり、NIEに取り組んだりとその経験を南中生全体と共有しています。

今年は国境なき医師団の方のお話を伺い、それを受けて新聞記事を探してまとめたり、おすすめの本を選んだりと『自分で考え、自分の言葉でまとめる』良い機会をいただきました。自分たちだけではなかなか知ることが難しい事に触れ、同じ中学生の視点だからこそ身近に感じることができるよう考える経験になったと思います。また、この活動は先日菊池市文化会館で行われた菊池市文化祭でも紹介の機会をいただきました。

これからもあらゆる情報を発信し続ける図書室づくりを頑張ります。





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