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[2025年11月号] 編集後記

高市早苗総理が誕生しました。ネットでは、熱烈な支持者と厳しい批判者の応酬が続いています。とりわけ立憲の政治家の「高市批判」に、支持者からの激しい反発が集中しています。私が読む限りでは、立憲の政治家の高市批判は、感情論に過ぎず、政治家たるものもっと言葉に慎重にあってほしいという気がします。

 今月号で紹介した中島岳志氏の「保守と大東亜戦争」は、今の高市総理誕生の経緯に当てはめると、その政治的な相関関係を、見通していたかのように見えます。

 私見ですが、国民政党としての自民党保守派と歴史修正主義の自民党及び維新、参政党の右派・右翼、そして現状維持を望む立憲民主党、公明党、国民民主党の野党保守派、それに共産党、社民党の左派・左翼と、大きく4派の政治勢力に再編成されそうです。

 今後国政選挙や地方首長、議会選挙で、この4派が、どのような合従連衡を繰り返し、

日本の政治的な方向を定めてゆくのかわかりませんが、いずれにせよ、米中台湾の争いに巻き込まれて、日本が熊本が、戦火に見舞われることだけは、回避していただきたいものです。

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